ボイトラー高鮮鋭度現像液

Neofin Blue (Beutler High Acutance Developer 105)
補完現像効果による低コントラスト、エッジ効果による高鮮鋭度、少ない粒子溶解によるシャープネスを得られる中庸感度以下向きの処方。
保存液は2液に分かれ、使用時に希釈混合します。

    Neofin Blue (A) 保存液1リットル
    水 (50℃) 750 ml
    メトール 10 g
    無水亜硫酸ナトリウム 50 g
    冷水を加えて総量 1000 ml

750ml程度の温水を用意し、最初にひとつまみ程度の無水亜硫酸ナトリウムを溶解します。 次にメトールを全量、完全に溶解したら残りの無水亜硫酸ナトリウムと、攪拌しながら徐々に投入し溶解します。

    Neofin Blue (B) 保存液1リットル
    水 (50℃) 750 ml
    1水塩炭酸ナトリウム 58.5 g
    冷水を加えて総量 1000 ml

750ml程度の温水を用意し、攪拌しながら1水塩炭酸ナトリウムを徐々に投入し溶解します。

上記の保存液2種類(A・B)を使用直前に希釈混合します。

    Neofin Blue Working Solution 使用液1リットル
    水 (20℃) 750 ml
    保存液A 100 ml
    保存液B 100 ml
    水を加えて総量 1000 ml

攪拌によってかなり現像結果が左右されます。 20℃で10分程度の現像時間を目安に、繰り返しテストをして最適な現像時間、攪拌間隔、攪拌方法を見つけてください。
使用液の希釈率を考えるとかなり安上がりな処方ですね。