Ansco 130 Paper Developer
MQ処方にグリシンも加わった現像液。ニュートラルトーン。
海外のサイトなど見ていていると、この処方のファンは多いですね。
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Ansco 130 保存液1リットル
水 (50℃) 750 ml
メトール 2.2 g
無水亜硫酸ナトリウム 50 g
ハイドロキノン 11.0 g
1水塩炭酸ナトリウム 78 g
臭化カリウム 5.5 g
グリシン 11 g
水を加えて総量 1000 ml
750ml程度の温水を用意し、最初にひとつまみ程度の無水亜硫酸ナトリウムを溶解します。 次にメトールを全量、完全に溶解したら残りの無水亜硫酸ナトリウム、他の薬品と、攪拌しながら処方の順に徐々に投入し溶解します。
標準で1:1希釈、硬調には原液、軟調には1:2希釈で使用。
保存液がやや色づいて見えることがあっても疲弊しているわけではないようです。
いくつかの印画紙と組み合わせてみましたが、総じてシャドウの重厚さというか、奥深さを感じます。 多くの人がお気に入りの印画紙現像液だと言うのもなんとなくうなずけます。
ただ、材料のグリシンの管理が難しいので、面倒になってやめてしまいました(汗)。