元号が令和となり、それも5年ともなると、すでに多くの国民に周知されていることと存じますけれども、9月3日はSKE48 11期生、森本くるみさんのお誕生日ですね。
あ、いや、もしご存知なかったとしてもご心配なく。なにも恥ずかしいことではありません。何を隠そうこのわたしも、1年半前までは存じ上げなかったのですからね。
なんにしても、たいへんめでたい。
今年2023年のお誕生日は、森本くるみさん16歳のお誕生日ですから、芸能活動についていえば、活動できる時間帯の制限などが緩和されたりして、ひとつの節目になるんですね。
そんなわけで、どんなわけだ? 今日のプリントセッションでは森本くるみさんの写真をやろうと思ってたわけです。
まぁ、数日前からあれこれやってるんですけど、今日もまた、ということ。
ここ最近、FOTOKEMIKA EMAKSのリスプリントはけっこういいよな、って改めて思ったりして、森本くるみさんのカットもいくつか作ってみた。

これは2022年12月18日、中野サンプラザホールで行われたコンサートでの撮影。
ここ3年くらいかな、SKE48でも撮影可の座席が設けられるようになって、もちろん抽選だから狭き門だけれど、何年もカメラを持つことすらしなかったオレですら、いっちょやるかって思ったりしてるわけなんだけど。
そういえば、デジタルネガについてはいずれ改めてまとめようかとは思っているのだけれど、ひとつだけここで書いておくと、このカット、撮影感度ISO12800なんだよね。
もうそれだけで、なぜボクがもうフィルムにこだわってなどいないかの説明になると思う。
さておき、EMAKSのリスプリント、雰囲気悪くはないんだけど、色調が、これじゃない感。
それに、もうちょっとシャキッとしたいかな、と、セレニウム調色をしてみる。

色調の変化が大きいとはいえ、ハイエストライトのローカルコントラストはあがるよね。
ただ、プリントのスキャン画像でもわかるように、ハイライトの色調が青みがかってしまうんだよね、EMAKSのリスをセレニウム調色すると。
(この色調、ちょっとセカンドパスに似てるんだよな)
忘れてたわよ。10年前にこれは知ってて、アユタヤで撮影した作品のなかではこの効果を使ったプリントも作ってたんだけど、いやほんと、忘れてたわよ。
そんで、これはボツね。
さてどうしよう、Agfa123でやるか、と思って、現像液を調合しておいた。
そして今日。
ILFORD Multigrade FB Warmtone、FOTOKEMIKA EMAKS、FOTOKEMIKA VARYCON、KENTMARE ART CLASSIC、などなど。
印画紙をあれこれ試してみた。
いやもう、結局、そういうこと。
Oriental New Seagull G が正義。

20年にわたり秘蔵していた(そういうわけでもないが)とっておきの Oriental New Seagull G 、手持ちの残りわずかな貴重な印画紙だから、使いどころは難しいのだけれど、今日は使っちゃったよね、めでたい日だからね。
森本くるみさん、お誕生日おめでとうございます。